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研究テーマ

キラリティーの世界に“光”で挑み、科学のラビリンスを“光”で照らす。

私たちの右手と左手のように、鏡に映したがごとく対称な性質をキラリティーといいます。光にもそのような世界があり、左回転の光と右回転の光、2種類の円偏光発光(Circularly Polarized Luminescence: CPL)が存在します。我々の研究室では、このCPLを自在に操り、革新的光科学技術(非古典的円偏光発光:Non-Classical Circularly Polarized Luminescence: NC-CPL)の創出を目指します。

当研究室の主要研究テーマ

  • 生物・ウイルス応答型LED (CP-OLED)の開発
  • 新しい多重セキュリティーシステム用発光材料・素子の開発
  • 次世代暗号化通信材料・素子の開発
  • 低環境負荷型ディスプレイ用発光材料・素子の開発
  • 外部磁場印加による革新的発光システム(MCPLシステム)の開発

Awards & Topics

トピックス&アワーズ

教授写真

Imai Yoshitane

今井 喜胤

教授 博士(工学)

所属学科/応用化学科  所属専攻/物質系工学専攻

私たちの右手と左手のように、鏡に映したがごとく対称な性質をキラリティーといいます。まさに、鏡の国のアリスの世界です。光にもそのような世界があり、左回転の光と右回転の光、2種類の円偏光発光(Circularly Polarized Luminescence: CPL)が存在します。普通の発光には、左回転・右回転2種類のCPLが混在しています。
我々の研究室では、この回転する光:円偏光発光(CPL)を、いかに正確に測定・解析するか、いかに効率よく生み出すか、さらに、このCPLを利用していかに我々の生活を豊かにすることができるか、日々、探求しています。