本文を読み飛ばす

The first step to use graph macro

まとめ

Igor Pro によるグラフマクロの使い方の初歩

環境

OS

Windows 10 Pro

Igor Pro

6.37

最近のものであれば問題ないはず．

グラフの作成

以下のスクリーンショットは英語版ですが，適宜読み替えてください．

  1. データをプロットする

/images/igorprostylemacro/01-130430-CeO2.png

  1. 適当にスタイルを調整する

/images/igorprostylemacro/02-130430-CeO2_styled.png

グラフマクロの作成

  1. ウィンドウコントロールを表示させ (Ctrl キーを押しながら，Y で表示)，Style Name を決めて "Create Style Macro" にチェックを入れて，実行 (Do it)．

/images/igorprostylemacro/03-WindowControl.png

  1. 作成したグラフマクロが記録されていることを Procedure windows で確認（Ctrl キーを押しながら，M で表示）

/images/igorprostylemacro/04-ProcedureWindow.png

  1. 上で決めたグラフマクロの名前が，Graph → Graph Macro にあることを確認

/images/igorprostylemacro/05-GraphMacro.png

別のグラフの作成

  1. 別のデータをプロットする

/images/igorprostylemacro/06-130430_Y2O3.png

  1. スタイルが変更されていないグラフを選択した状態で，グラフマクロを実行する

Window → Graph Macro の XRDStyle を実行

/images/igorprostylemacro/07-130430-Y2O3_styling.png

すると，XRDStyle マクロが適用される．

/images/igorprostylemacro/08-130430-Y2O3_styled.png

作成したグラフマクロを別のファイル（Igor で言うところのエクスペリメントファイル）で使う

  1. Procedure windows からグラフマクロをコピーする

以下は，例．

Proc XRDStyle() : GraphStyle
   PauseUpdate; Silent 1             // modifying window...
   ModifyGraph/Z gFont="Arial",gfSize=12,width={Aspect,1.41},height=226.772
   ModifyGraph/Z tick=1
   ModifyGraph/Z mirror=2
   ModifyGraph/Z fStyle=1
   Label/Z left "Intensity (cps)"
   Label/Z bottom "2 theta / degree"
EndMacro

  1. Procedure windows からグラフマクロをコピーする．

上記の文字列（あくまで，例．）をコピーして，メモ帳に開いて，XRDStyle.ipf という名前で保存する．

/images/igorprostylemacro/09-XRDStyle.ipf.png/images/igorprostylemacro/10-XRDStyle.ipf_save.png

  1. XRDStyle.ipf を Igor Procedure に保存する

エクスプローラで

%userprofile%\documents\WaveMetrics\Igor Pro 6 User Files\Igor Procedures

を開いて，XRDStyle.ipf を移動する．

/images/igorprostylemacro/11-XRDStyle.ipf_move.png

  1. Igor Pro を終了する．

新しいファイル（エクスペリメントファイル）で XRDStyle を使う

  1. Igor Pro を起動する．

  2. 適当なデータを読み込んで，プロットする．

/images/igorprostylemacro/01-130430-CeO2.png

  1. XRDStyle グラフマクロを実行する

Window → Graph Macro の XRDStyle を実行

/images/igorprostylemacro/02-130430-CeO2_styled.png